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現役ケアマネが検証!NotebookLMでローカルルールを完全攻略。集団指導動画が神ツールに激変した理由

ケアマネジャーの皆さん、あなたの地域には保険者が独自に定めているローカルルールはありますか?

ローカルルールとは、介護保険法に基づく全国一律のルールとは異なり、保険者が独自に定めている業務ツールや解釈のことです。

筆者

ケアマネの混乱を招くローカルルール。全国一律でよくない?

運営指導では、このローカルルールをきちんと理解しておかないと、運営基準減算と見なされてしまうことも…

筆者

重箱の隅つつかれるからね…

そんな恐ろしいことにならないためにも、保険者の集団指導と自主点検表は必ず確認しておかなければなりません。

でも、

  • 膨大な資料を隅々確認するのが大変
  • 「あれってどうだったけ?どこに書いてあった?」

なんてこと、ありませんか?

私は居宅介護支援事業所で管理者をしている主任ケアマネジャーです。

私も自分自身が迷ったとき、部下から質問されたとき、どこにその根拠が書いてあったのか、本当に探すのが面倒でした。

でもふと、これってGoogleの「NotebookLM」を使えばいいんじゃない?と思って試してみると、意外と使えることがわかって驚いたんです。

今回は、混乱を招くローカルルールに立ち向かう「ケアマネのためのNotebookLM活用法」を皆さんにご紹介したいと思います。

この記事を最後まで読むとわかること
  • NotebookLMの特徴や料金プラン
  • NotebookLMで自分専用の知恵袋を作る方法
  • ケアマネ実務に役立つNotebookLMの安全運用法
目次

そもそもNotebookLMとは?ケアマネ実務との相性が最強な理由

GoogleのNotebookLMは、特定の資料(PDF、テキスト、YouTube)に特化して学習することができるAIです。

Googleアカウントがあれば、すぐに利用することができます。

複数のプランがありますが、個人のケアマネなら、無料プランで十分実務に使えます。

NotebookMLのプラン表(2026年2月現在)

スクロールできます
項目無料プラン(Free)Plus / Pro プランBusiness / Enterprise
向いている人個人や小規模事業者パワーユーザー・研究者法人・大規模チーム
月額料金0円1,200円〜2,900円程度法人契約(個別見積/Workspace)
ノートブック数最大100個最大300個〜組織による(無制限に近い)
読み込める資料数50個最大100個〜300個600個〜
音声解説生成1日 3件まで1日 20件以上高頻度・高度なカスタマイズ可
共有のスタイルノートブックすべてノートブックすべて・チャットのみが選べる
学習への利用なし(非対象)なし(非対象)なし(さらに厳格な保護)

NotebookLMは、認知度の高いChatGPTやGeminiなどのAIと何が違うのでしょうか?比較表にしてみました。

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比較項目ChatGPT / Gemini(一般利用)NotebookLM
情報のソースインターネット上の膨大な情報(間違っている情報も含む)あなたがアップロードした「その資料」だけ
回答のスタイル膨大な情報をもとに「作文」する資料を確認しながら答える(勝手な推測をしない)
根拠の提示出典が不明確なことが多い「PDFの○ページ」と出典を明示
信頼性嘘(ハルシネーション)が混じるハルシネーションが極めて起こりにくい

ChatGPTやGeminiなどのAIとは違い、自分が選んだ特定の資料だけを読み込ませるので、ハルシネーションを抑えることができます。

ハルシネーションとは、AIがつく「もっともらしい嘘」。ChatGPTやGeminiなどは、膨大な知識を持っているけど、時々「知らないこと」を「知っているふり」をして答えてしまうことがあります。

ケアマネ業務で、この「もっともらしい嘘」を信じてしまうと、運営指導で痛い目に合ってしまうかもしれません。

筆者

恐すぎるわ。

NotebookLMは、自分が読み込ませた資料に書いていないことは「書いてありません」とはっきり答えてくれる。

このはっきりしているところこそが、間違いが許されないケアマネ実務において、NotebookLMが「神ツール」と呼ばれる最大の理由です。

【実践】NotebookLMに集団指導動画・自主点検表・Q&Aを同期!

筆者

それでも疑い深い私は、さっそくNotebookLMで実践してみることにしました。

NotebookLMのホーム画面。新規作成の場所を表示。

今回の実践では、京都市のホームページにアップされている集団指導動画(6動画)集団指導に関わる資料(5資料)自主点検表(48ページ)京都市の事業者向けQ&A(2資料)の計15ソースをNotebookLMに読み込ませてみました。

参考資料: 京都市情報館|介護サービス事業者向けの情報

やり方は簡単!こちらの画像をご覧ください。

NotebookLMの画面。ソースを追加をクリックして、ファイルをアップロードするやり方を表示。
筆者

同期完了!本当に理解してる?【実験】意地悪な質問してやろう!

この道14年の主任ケアマネである私は、あえて答えがわかっている質問をチャットで送ってみました。

居宅介護支援の退院退所加算について。カンファレンス出席者は以下の通り。
病院側:医師、看護師、SMW、PT
在宅側:ケアマネジャー、訪問診療の医師、デイサービスの相談員
退院退所加算のどれが算定できますか?

意地悪な筆者

退院退所加算のカンファレンスの要件。病院側・在宅側で決められた職種のメンバーが揃っていないと算定できないんだよね。在宅側の3人のうち、1人の職種を外してやったのさ。どうだい?NotebookLM君!

NotebookLMのチャットで意地悪な質問をしてみたら、見事正解している画面。

NotebookLMの答え「退院・退所加算(Ⅰ)イの算定が検討されます」正解です。

筆者

騙されなかった!すごいね!

Notebookは、計15ソースに渡る資料の中からあっという間に答えを探してくる。

回答の根拠となるソースもきちんと示してくれます。

NotebookLMのソースガイドが表示されている画面。

このようなノートブックを作っておけば、迷ったときにチャットで聞くだけ!

これで、膨大な資料の中から探し回らなくても、保険者のローカルルールに対応できますね。

居宅ケアマネが泣いて喜ぶ、NotebookLMの「3つの活用シーン」

NotebookMLの便利な活用法を3つご紹介します。Studio(スタジオ)では、いろんな出力形式が選べて便利です。

NotebookLMの共有方法や、Studioについての説明。

共有機能で運営指導対策のセルフチェック

ローカルルールに対応したノートブックを作ったら、事業所内のケアマネと共有することができます。

迷ったら、まずはNotebookLMを使ってもらう。

筆者

管理者が不在でも、安心ですね。

ただし、無料プランでは閲覧者もアップロードされているソース(PDFなどの資料や動画)を見て操作することができるので、「チャットだけ使ってね」とあらかじめ周知しておくことをお勧めします。

有料プランでは、「チャットのみ」の共有設定を選ぶことができます。

管理者として「資料の持ち出しは困るけど、内容だけ活用してほしい」という場合は、plus以上の有料プランを検討してみてくださいね。

居宅会議の資料作り

例えば新しいQ&Aなどが公表されたとき、事業所内で共有するための資料もNotebookLMでサクッと作ることができます。

これは、アップロードしたソースの中から一つのQ&Aの資料を選択し、インフォグラフィックを生成したものです。

参考資料:京都市情報館|報酬算定等に関するQ&A

NotebookLMで京都市事業者向けQ&Aをインフォグラフィック生成した画像。

インフォグラフィック以外にもスライド資料も作成できて便利です。

スライド資料はPDF画像の生成。1枚ごとに修正もできます。パワーポイントにも出力できるようアップデートされました。(2026年2月現在)AIはアップデートが頻繁にあるので、使うときに最新の情報を確認してくださいね。

移動中の音声学習

NotebookLMで私が一番気に入ったのは、「音声解説」。

2人のホストがアップロードした資料をもとに、ある意味真剣にかけあいながら深掘りしていく。

筆者

聞いていて楽しい。ぜひ、一度試してみてください!

音声をダウンロードして通勤などの移動中に聞けば、頭に入りやすいこと間違いなしだと思います。

管理者として伝えたい「セキュリティ」と「注意点」

NotebookLMはケアマネにとって神ツールであることは確かですが、知っておきたいセキュリティ管理少しの注意点をお伝えします。

【セキュリティ管理】「学習に使われない」は本当か?

NotebookLM(Googleの公式ヘルプ)の仕様では、「アップロードした資料(ソース)の内容は、GoogleのAIモデルの学習に使われることはありません」と説明されています。

つまり、アップロードした資料が、世界中の誰かの質問に対する回答として流出することはない、という意味では安心です。

【セキュリティ管理】「安心して利用できる」と断言するのは危険

注意してほしいのは、アップロードした資料(ソース)は学習されないけれど、チャットに打ち込んだ「質問内容」などは、サービスの品質向上や不適切なコンテンツチェックのために、人間の目に触れる可能性はゼロではありません。

ほかにも、万が一Googleアカウントが乗っ取られたり、共用PCでログインしたままその場を離れて人の目に触れてしまう…などの危険もあります。

法人のルールで、クラウドサービスに個人情報をアップロードすること自体を禁止にしているところも多いと思います。

「AIが学習しないからOK」という理屈は、通用しないことが多いです。

公式には学習に使われていないとされていますが、ケアマネという職業柄、万全を期して「個人名・住所・生年月日」などは伏せ字(A様など)にしてからアップロードすることを推奨します。

【注意点①】情報の更新は必須

3年ごとの報酬改定やそれ以外にも度々Q&Aなどで、法令に関する情報が更新されていきます。

NotebookLMは、自分がアップロードした資料(ソース)をもとに回答するので、古い情報のままになっていると意味がありません。

古い情報は削除して、新しい情報をソースに組み込む。

筆者

管理しやすいよう、ソース名を変更しておくと便利です。

ソースにカーソルを当てると三点リーダーが出るので、そこから削除やソース名の変更ができますよ。

【注意点②】最終判断はケアマネ自身で

NotebookLMは優秀だけど、回答をすべて鵜呑みにするのではなく、必ず出典元(PDF資料や動画)を確認するようにしましょう。

その方が、自分自身の勉強にもなるし、ケアマネとして大切にする部分だと思っています。

頭で理解して、自分の言葉で説明できるか?が大事。

まとめ:NotebookLMと一緒に、ローカルルールを攻略しよう!

「ケアマネ業務で一番使えるAI、NotebookLM」メッセージ入り、オリジナル画像

今回は、

  • NotebookLMの特徴や料金プラン
  • NotebookLMで自分専用の知恵袋を作る方法
  • ケアマネ実務に役立つNotebookLMの安全運用法

についてお届けしました。

私はこれまでChatGPTやGeminiなどのAIも使ってきましたが、「ケアマネ実務には、NotebookLMが1番使える」と感動してしまいました。

  • 無料版でも十分使える
  • 自分で資料(ソース)を選べるからハルシネーションが起こりにくい
  • 根拠がしっかり確認できる
  • studio機能で使い道が広がる

NotebookLMは、セキュリティ管理や情報更新をきちんと行うことで、安全な運用ができます。

ローカルルールの攻略なら始めやすいし、役立つこと間違いなしだと思います。

ローカルルールが攻略できれば、運営指導がきても恐くない!でもやっぱり心配…という方には、こちらの記事がおすすめです。

そして、NotebookLMを使っていて私が感じたのは、「このツールって試験対策にも使える」ということ。

実は、ケアマネ試験の膨大な過去問を「クイズ形式」に変えたり、本文でもご紹介した「音声解説」で移動中の「耳学習」ができます。

次回は、「ケアマネ試験対策もAIで。過去問と音声を使い倒す革命的な学習術」について詳しくお届けします。

受験を控えたスタッフがいる管理者の方も必見ですよ!

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