
居宅介護支援事業所で働く、歴13年のケアマネジャーです。
自分が作成したケアプランで利用者さんの困りごとが解消できた時、「ありがとう」と感謝の言葉がもらえた時、「ケアマネジャーになってよかった!」と感じると思います。
今回は利用者さんにとってではなく、自分にとってプラスになっていることについてまとめてみたいと思います。
これからケアマネジャーになりたいという方は是非!この記事を参考にしてみてください!
高齢者の生の声を聞くことで、自分の老後を考えることができる。
「年がいって大切なのは、健康とお金」これにつきます!
いくら健康に気を使って生活していても、病気になってしまうことはあります。
介護保険サービスを利用したいけど、お金に余裕がなく、十分なサービスが利用できない人は意外に多いのです。
「あなた貯金はちゃんとしておかないとダメよ」「働けるうちは働く方がいいわよ」と利用者さんが教えてくれました。
人生の先輩方の声を聞いて、私はiDeCoとNISAを始めました!
そして将来、年金+副収入が得られるよう、ブログを開設!
病院や医師についての情報に詳しくなる。
介護保険の申請や更新代行、ケアプランを立てる時、利用者さんの身体状況が悪化した時など、ケアマネジャーがかかりつけ医と連携することは非常に多いです。
主にFAXや電話でやり取りしたり、地域の会議や研修等でも医師と交流する機会はたくさんあります。
利用者さんから病院や医師の情報を聞いたり、ケアマネ同士でも「あそこの病院は…」などなど、情報は盛りだくさん!
「薬ばっかり増やすお医者さん」
「早めに入院させてくれる病院」
「少々のことでは入院させてくれない病院」
「話をよく聞いてくれるお医者さん」
「口数は少ないけど腕の良いお医者さん」
自分や自分の家族が病気になった時、どこの病院にかかるか、とても参考になります!
1か月ごとに、自分でスケジューリングができる。
私が担当している利用者数(介護保険サービス利用実績あり)は月平均35件程度です。
原則、月に1回は利用者宅に訪問し、ケアプランの実施状況についてモニタリングをしなければなりません。
「絶対この日は休みたい!!」という日は外し、利用者さんと訪問する日を相談して調整します。
デイサービスや施設の介護スタッフの場合、シフトで勤務を組むので、他のスタッフと休みたい日が重なると折り合いをつける必要がありますが、その点、ケアマネジャーは個人活動が多いので、ある程度、自分でスケジューリングすることが可能なのです。
パソコンスキルや文章力が身につく。
ケアマネジャーになる前はデイサービスや特別養護老人ホームで介護スタッフとして働いていましたが、その頃と比較すると圧倒的にパソコンスキルと文章力が身につきました。
ケアマネジャーはほとんどの書類をパソコンで専用のソフトを使って作ります。
わざわざパソコン教室に通わなくても、日々の業務で身につきます。
支援した内容は支援経過に記録します。わかりやすく、効率的に記録しないと残業が増えるので、やっているうちに自然と文章力も身につきます。
まとめ
- 高齢者の生の声を聞くことで、自分の老後を考えることができる。
- 病院や医師についての情報に詳しくなる。
- 1か月ごとに、自分でスケジューリングができる。
- パソコンスキルや文章力が身につく。
今回はケアマネジャーになって良かったこと【自分の生活編】をまとめてみました。
この記事を見て、ケアマネジャーをやってみたいという方が少しでも増えると嬉しいです!