【付箋は卒業!】Canvaのホワイトボードで実現するケアマネのタスク整理術~タイマー機能で訪問・電話連絡も忘れない~

皆さんは付箋やメモが増えすぎて、デスクの上がタスクだらけになっていませんか?

ケアマネ業務は、訪問・電話連絡・会議・研修…と、1日の中でこなすべき仕事がとにかく多い仕事。

「これやったかな?」「電話でこれ伝えてたっけ?」と、気づけば付箋やメモ、頭の中もグチャグチャに…

実は、私もデスクが付箋だらけになっていた一人でした。

そんな悩みを解決してくれたのが、Canvaの意外と知られていない「ホワイトボード」機能です。

私は今、

  • 1か月のカレンダ”ーで研修や会議を見渡せるボード
  • よく使う付箋・図形・アイコンを並べた“素材ボックス”
  • 今日のタスクをドラッグして動かせる“付箋ボード”

この3つを組み合わせて、業務を効率化、しかもデスク周りもスッキリしています。

さらに、ホワイトボードの画面から、そのままタイマー設定ができるので、訪問時間や電話連絡のタイミングを忘れる心配もなくなりました。

自分用のホワイトボードだけでなく、事業所用のホワイトボードを作り、URLを共有すれば伝達事項も漏れなく共有することができます。

この記事では、私が実践している“「付箋は卒業!」Canvaホワイトボードを使ったケアマネのタスク整理術”を画像付きで皆さんにシェアします。

目次

Canvaのホワイトボード機能とは?ケアマネ向けにできること

Canvaのホワイトボードは、自由に情報を配置・整理できる、無限に広がるデジタルの机のようなものです。

Canvaを初めて使う方はこちらの記事で新規登録・ログイン方法を解説しています。

目次1でCanvaの新規登録方法を紹介しています

ケアマネ業務で使える便利なポイント

  • 付箋を自由に貼れる・動かせる
  • 全体を俯瞰できて整理しやすい
  • PC・スマホどちらでも編集できる
  • タイマーや図形・アイコンが豊富
  • ほとんどの機能が無料で使える
  • URLの共有だけで事業所全員が同じ画面を見られる

紙の”付箋やメモを管理する”から”デジタルで動かす”に変えるだけで、タスク整理が驚くほど楽になります。

【実例①】1か月の予定を俯瞰!

カレンダーボードで研修・会議を一元管理

私はまず、ホワイトボード上に1か月のカレンダーを作り、研修・会議・締切日などをまとめています。

1か月カレンダーに研修や会議を一覧化。色分けですぐ把握できます。

カレンダーボードの作り方

STEP
Canvaトップ画面の「ホワイトボード」のアイコンをクリック

無限に広がるホワイトボードの画面とテンプレートが出てきます。

今回はテンプレートを使わない方法を紹介しています。

STEP
下地になるボードを作る

ホワイトボードの画面は点々が無数にあり、このまま文字を入れると見にくいので、まずはカレンダーを乗せる下地(ボード)を作ります。

左メニューの「素材」をクリックして、検索窓に「図形」と入力。

正方形の図形を選んでクリック、ホワイトボード上で正方形の角をドラッグして大きくする。

STEP
カレンダーを選んでボードの上に乗せる

「素材」→検索窓に「カレンダー」と入力。

「イラスト」を選んで、下にスクロールしていくと私と同じようなカレンダーが出てきます。

お好みのカレンダーをクリックすると、ホワイトボード上へ。

カレンダーの大きさを調整して、下地(ボード)の上に乗せます。

カレンダーが下地(ボード)の下になって見えなくなる場合は、上のバーにある「配置」をクリックして下地を背面にするか、「レイヤー」で順番を入れ替える。

STEP
予定タグを作って配置

「休日」「会議」「研修」など、必要な予定タグをカレンダー上に配置します。

イベントラベルごとで色分けしておくと、重要度や種類がわかりやすいです。

紙のカレンダーだと書き直しが発生しますが、デジタルならスッと動かすだけ。予定変更にも強いのが便利です。

筆者

訪問予定を入れるのもよいと思います。表で利用者リストを作り、訪問が終われば完了の色付けをする…ホワイトボード活用のアイデアが無限に広がります!

【実例②】素材を探す時間をゼロに!

素材BOXで付箋・図形・アイコンをひとまとめ

Canvaには素材がたくさんありますが、毎回「電話アイコンどこ?」「付箋どれだっけ?」と探すのが地味に面倒。

そこで私はよく使う、付箋・図形・テキストボックス・電話やメールのアイコンをまとめた「素材BOX」を作りました。

素材BOXがあると仕事が早くなる理由

  • 毎回素材を探す必要がなくなる
  • よく使う付箋を定型化できる
  • クリック一つで複製して使える
  • すべてのボードで統一感が出る

Canvaでタスク管理するときは、素材ボックスを作るだけでも効率が一気に上がります。

筆者

クリック一つで複製できるので本当に便利です!付箋や図形は直接文字入力できるので、アナログ付箋から一気にスピードアップ!

【実例③】今日のタスクをドラッグで管理!

付箋ボードで完了が目に見える

「今日のタスク」のところに付箋でやるべきことを貼り付けます。

ここで図形を使うと、図形の4辺に矢印が出ます。

矢印をクリックすると、その方向に同じ図形が複製。

画像のように、順を追ってタスク管理をするときに便利です。

完了したタスクは、右側の「タスク完了」コーナーへドラッグするだけ。

付箋ボードのメリット

  • タスクの抜け漏れがなくなる
  • 完了したタスクがたまるので達成感がある
  • 未完了タスクを翌日ボードへ移すだけでOK
筆者

この“ドラッグして動かす”という動作が、視覚的にも精神的にも達成感があり、とても気持ちがいいです。

頻回に付箋をドラッグするので「今日のタスク」「タスク完了」の下地(ボード)は、画像で説明している手順でロックをかけるほうがよいです。

付箋だけ動かしたいときに、下地(ボード)まで動いてしまうことを防ぐためです。

この付箋ボードは毎朝ゼロから作る必要はありません。

今日の付箋ボードを

  1. マウスで囲んで選択
  2. 右クリック
  3. 複製
  4. 日付けを変える

このステップで、翌日の付箋ボードが簡単に作れます。

Canvaのホワイトボードは無限大、使い終わった付箋ボードを左右どちらかにずらしていき、毎日付箋ボードを作り続けていくことが可能です。

作成したホワイトボードのデータは、Canvaのホーム画面・左メニューのプロジェクトに自動保存されます。

筆者

複製だけではなく、複数の素材をマウスで囲めば、まとめて移動させることができるので便利ですよ。

訪問・電話の”うっかり忘れ”を防ぐ!

Canvaのタイマー機能が意外と便利!

【出典:Canva】

Canvaのホワイトボードには、タイマー機能がついています。

これがケアマネ業務と相性抜群!

こんな時に使えます!

  • あと20分したら訪問の準備をしよう
  • 15時になったら電話しなくちゃいけない
  • 会議までは書類作成に集中

付箋に書いていても、作業に集中していたり、別の対応をしていると時間を忘れがち。

タイマーをセットしておけば、アラームが知らせてくれるので安心です。

ちなみにこのタイマーは、最大99分59秒まで設定可能。

10秒前からカウントダウンの音が鳴り、ゼロ秒になると短いメロディが流れます。

別タブを開いて違う作業をしていても、音は鳴ります。

筆者

タスク管理にタイマー機能がついてるなんて、ケアマネにとってはまさに神レベルです!

事業所みんなで使えば共有がスムーズに!

Canvaのホワイトボード機能は、URLを送るだけで簡単に共有することができます。

共有のメリット

  • スタッフ全員でタスク・予定を把握できる
  • 電話メモ・共有事項を同じ場所に集約できる
  • 会議や勉強会などの事前準備に活用できる
STEP
画面右上の「共有」ボタンをクリック

ホワイトボードを開いたら、右上にある 「共有」 を押します。

STEP
共有方式を選ぶ(リンク共有が一番簡単)

「リンクを知っている全員が閲覧/編集可」に設定すると、URLを送るだけでメンバーが参加できます。

STEP
URLをコピーして相手に送る

LINE、メール、社内チャットなど、どこに貼ってもOK。
相手はリンクを開くだけで、同じホワイトボードを見ながら作業できます。

筆者

権限は「閲覧のみ」と「編集可」を選べます。共有先のスタッフに編集してもらう場合は「編集可」に設定しましょう。

まとめ:付箋を卒業して、Canvaで業務をもっと軽く!

私のホワイトボード全体像

紙の付箋やメモを使い続けると、どうしても貼り替えや紛失、どれが最新かわからない…という悩みがつきものです。

Canvaのホワイトボードなら

  • 付箋を自由に動かせる
  • タスクが一目で整理できる
  • タイマー機能でうっかりミスが防げる
  • 事業所内でも共有しやすい

と、いうケアマネ業務に必要な機能がすべて揃っています。

毎日のタスク管理をもっとラクに、効率的に!

ぜひ、あなたの業務でも付箋を卒業し、Canvaのホワイトボードを使って、オリジナリティのあるタスク管理術を体験してみてくださいね。

👉Canva公式サイトはこちら


ケアマネのデスクワーク、モチベーションがあがる “自分だけの癒しアイテム” を作りませんか?こちらの記事ではCanvaでオリジナルのマグカップを作る方法を紹介しています。

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